ブリーチ後の黄みはなぜ消えない?シルバーカラーの色素設計|銀座美容室

query_builder 2026/09/17
ブリーチ
ブリーチ後の黄みはなぜ消えない?シルバーカラーの色素設計|銀座美容室

ブリーチしたのに、思ったシルバーにならない


「ブリーチまでしたのに、なんだか黄色っぽい」

「シルバーにしたはずが、数日で濁ってきた」


Endearing銀座には、そんなご相談がとても多く寄せられます。

ブリーチは髪の色素を抜く工程であって、色をつくる工程ではありません。ここを混同したまま市販の脱色剤やセルフケアで挑戦すると、狙った透明感には届きにくいのです。


今回は、ブリーチ後にホワイトを使ったオンカラーでシルバー系の色味へ導いた施術を例に、黄み抑制の仕組みを専門的に掘り下げてご紹介します。






ブリーチで黄みが残るのは

メラニンの分解段階のせい


髪の色を決めているのは、コルテックス(毛髪内部の皮質層)に存在するメラニン色素です。


ブリーチ剤に含まれる過酸化水素がこのメラニンを酸化・分解していくのですが、黒髪から一気に白くなるわけではなく、黒→赤→オレンジ→黄→淡い黄色という順番で段階的に色が抜けていきます。


つまり、脱色が途中で止まった髪には、必ず黄色みを帯びたアンダートーン(残留色素)が残るということです。この段階でどんな色素を重ねるかによって、仕上がりのクリアさがまったく変わってきます。


Endearing銀座のスタイリストは、このアンダートーンの状態を明るさのレベルごとに見極めたうえで、必要なピグメント量を逆算して配合します。「同じホワイト系のカラー剤を使っても、下地の黄みが濃いか薄いかで仕上がりの透明感はまったく別物になります」というのが現場の実感です。



明るさの目安(レベル)残留アンダートーン必要な補色ピグメント仕上がりの特徴
8〜9トーン濃いオレンジ〜黄色青紫系を高めに配合シルバーというよりアッシュベージュに近い落ち着いた色味
10〜11トーンやや薄い黄色青紫系を中間量配合ラベンダーグレーに近い、やわらかな透明感
12トーン以上ごく淡い黄色青紫系をごく少量配合白に近いクリアなシルバー。色ムラが出やすいため技術差が出やすい層


ブリーチでどれぐらい色を抜いていくかは、仕上がりの目標に明るさ、色味次第になってきます。必要な分だけ色を抜いていければダメージも最小に抑えていくことができます。





ホワイトオンカラーの色素設計は

「引き算」の発想


シルバーやホワイト系の色をつくるとき、多くの方が「白い染料を足す」というイメージを持たれますが、実際は逆です。


色相環でいうと黄色の補色にあたる紫(青紫)を、ごくわずかに髪に含ませることで黄みを打ち消す、いわば「引き算」の考え方をします。ここで紫みを入れすぎると今度は髪がグレーではなく紫寄りに転んでしまうため、Endearing銀座では残留アンダートーンの濃度を見ながながらオンカラーの配合を変化してます。



さらに、ホワイト系のカラー剤はもともと色素の粒子が細かく、髪の表面に定着しにくいという性質があります。そこでEndearing銀座では、髪質改善カラーでも使ってるクリームプレックスを併用し、キューティクルの状態を整えてから染料を入れることで、色ムラを抑えながら発色の均一性を高めています。




Endearing銀座がこだわる

ダメージレスな工程


シルバー系のハイトーンをきれいに見せるには、髪自体のコンディションが仕上がりを大きく左右します。


パサついた髪では光が均一に反射せず、せっかくのクリアな色味もくすんで見えてしまうためです。


  • ダメージレスな薬剤グレードを使用し、ブリーチによるキューティクルの損傷を最小限に抑える
  • 頭皮が染みやすい方には、施術前に頭皮保護スプレーで刺激をブロック
  • カラー後はオキシフリーローションで、薬剤中のオキシドール(過酸化水素)の残留を除去し、頭皮と髪への負担を軽減

「ブリーチは怖い」というイメージをお持ちの方も多いのですが、工程ごとにケアを重ねることで、ツヤ感を保ったままシルバーへ導くことは十分に可能です。





実際の仕上がり:デザイン会社・48歳のケース





今回ご紹介する髪型は、ブリーチでベースを整えたあとにホワイト系のオンカラーを重ねた、ラベンダーを帯びたシルバーグレーのショートスタイルです。根元から毛先まで色ムラなく均一なトーンに仕上がっており、光が当たると艶がひとすじ通るような質感になっています。


襟足はすっきりとしたカットラインで刈り込み、トップからサイドにかけては丸みのあるシルエットを描くことで、毛量に自然な軽さが出ています。黄みを感じさせないクールな色味と、丸みのあるフォルムの組み合わせが、上品さと今っぽさを両立させています。



デザイン会社として人前に立つ機会が多いお客様で、

「白髪が増えてきたのを逆手に取って、いっそ思い切ったシルバーに挑戦したい」というご相談からスタートしました。


ミーティングの場では落ち着いた印象を保ちたいという要望もあり、派手さより上品なグレーラベンダーに寄せる方向でご提案。


Endearing銀座でも「この相談、実は40代後半以降の方からとても多いんです。白髪染めではなく、あえて白髪を活かす発想に切り替える方が増えています」とのことでした。





シルバー系ホワイトオンカラーのメリット



  • 黄みのないクリアな色味で、透明感のある垢抜けた印象になる
  • 白髪が生えてきても急激な違和感が出にくく、リタッチのタイミングに余裕が持てる
  • 光の当たり方で色の表情が変わり、写真映え・動画映えしやすい
  • ショートやボブなど、髪の動きが見えやすいスタイルとの相性が良い



まとめ



ブリーチ後にホワイトでオンカラーしてシルバートーンをつくる技術は、単に色を重ねるのではなく、残留するアンダートーンの黄みをどれだけ精密に中和できるかにかかっています。


明るさのレベルごとに必要なピグメント量は異なり、そこにダメージケアの工程まで含めて初めて、濁りのない透明感あるシルバーヘアが実現します。ブリーチやハイトーンカラーにご興味のある方は、まずは髪の状態を見せていただきながら、無理のないレベル設計からご提案させていただきます。



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住所:東京都中央区銀座4丁目10−14

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