オリーブベージュが叶う透明感カラー|銀座の美容室が教える色作りの理論

query_builder 2026/09/15
オリーブベージュが叶う透明感カラー|銀座の美容室が教える色作りの理論

「艶っと落ち着いた、でも重すぎないベージュに」——最近増えているオーダー

「艶っと落ち着いた、でも重すぎないベージュにしたいんです」
カウンセリングの終盤、そう呟かれるお客様が、この夏からずいぶん増えました。


狙いは透明感カラーの中でもオレンジっぽい茶色を消していけるオリーブベージュ。
今日は透明感カラーの中でも特に再現の難しいこの色味について、少し専門的な話も交えながらお伝えします。




オリーブベージュが

「思った色にならない」理由


オリーブベージュのオーダーをいただいたとき、Endearing銀座のスタイリストが真っ先に確認するのが髪の履歴です。

実はこの色、日本人の髪質だと素直に発色してくれないことの方が多いんです。

理由は単純で、私たちの髪のメラニン色素には赤み・オレンジみの成分が多く含まれているから。


ブリーチで明るくしていく過程では、まずこの赤みオレンジみの土台(アンダートーン)が先に顔を出します。


そこにベージュ系の薬剤をそのまま重ねると、狙った柔らかいオリーブ感ではなく、黄色っぽい、もしくは赤茶けたベージュに寄ってしまう——これが「思っていた色と違う」が起きる一番の理由です。



髪の状態出やすいアンダートーンEndearing銀座での調整方針
地毛・初めてのブリーチオレンジ〜レッド寄りグリーン系ピグメントを軸に配合し、赤みを直接中和
ブリーチ2〜3回目イエロー寄りアッシュ×オリーブ系ピグメントで黄みを抑えつつ透明感を出す
ブリーチ履歴が多い・ハイトーンペール〜ホワイトイエローオリーブベージュの発色を活かすため彩度を細かく調整


つまりオリーブベージュは「ベージュを塗る」のではなく、「出てくる赤み・黄みを見越して、その反対側の色素をあらかじめ仕込んでおく」という、色相環の理論に基づいた引き算の作業。


Endearing銀座のスタイリストは、このアンダートーンの見極めこそが、仕上がりを左右する一番大事な工程だと考えています。




写真の質感から見る

狙い通りのオリーブベージュ


今回のスタイルは、光を受けるとグレージュがかったやわらかい艶が浮かび上がるオリーブベージュに仕上がっています。

根元から中間にかけては落ち着いたトーンを残しつつ、毛先にかけてほんのり明るさを持たせるグラデーション。

緩やかなウェーブが動くたびに、色の濃淡がふわっと表情を変えるのがわかります。


レイヤーを効かせて毛量を軽くしているので、後ろから見たシルエットも重たくならず、毛先の束感がきれいに出ていますね。


センターパートで顔まわりの毛流れも自然に流れていて、全体的に「作り込みすぎない透明感」を意識したバランスに仕上げました。


もちろん、ここまで色を作り込むとブリーチでのダメージが心配、という声もよくいただきます。Endearing銀座では、ダメージレス設計の薬剤グレードを使用したうえで、頭皮が染みやすい方には施術前に頭皮保護スプレーをご用意し、カラー後はオキシフリーローションで薬剤中の過酸化水素をしっかり除去してから仕上げています。「色は攻めたいけど、頭皮と髪はいたわりたい」というわがままに応えられる工程です。





実際のオーダー例

会社員・27歳のケース


先日ご来店いただいた、会社員として働く27歳のお客様も、まさにこのオリーブベージュをご希望でした。

「髪が傷んでいるのは自分でもわかるんです」と少し不安げにお話しされていたのが印象的で。


カウンセリングで髪の履歴を確認すると、市販のカラー剤でのセルフケア歴があり、赤みが強く出やすい状態。担当したEndearing銀座のスタイリストは「この赤みの出方なら、グリーン寄りのピグメントを多めに仕込んだ方が、狙った抜け感に近づけますね」と、施術前にしっかり見立てを共有していました。


仕上がりはご本人も鏡を見て「思っていたより柔らかい色味で嬉しい」とのこと。この相談、実はかなりよくあるんです。




色もツヤも長持ちさせる、おうちケアの手順


  1. シャンプーはカラーの色素を守るタイプを選ぶ。洗浄力が強すぎるものは色落ちを早めてしまいます。
  2. お湯の温度は38度前後のぬるめに。熱いお湯はキューティクルを開き、色素が流れ出しやすくなります。
  3. 洗い流さないトリートメントは毛先中心につける。オリーブベージュは乾燥で黄み・オレンジみが戻りやすいため、保湿は欠かせません。
  4. 紫外線対策は夏冬問わず習慣に。紫外線もカラー褪色の大きな原因のひとつです。
  5. アイロン・コテは140〜160度を目安に。高温は色素とタンパク質の両方にダメージを与えます。




Endearing銀座で相談してほしいポイント


  • これまでのカラー・ブリーチ履歴(市販カラーの使用歴も含めて)
  • なりたい明るさ・トーンのイメージ写真
  • 普段のスタイリング頻度やアイロンの使用温度
  • 頭皮の弱さや過去に染みた経験の有無


特に履歴の共有は、狙った色に近づけられるかどうかを左右する一番大切な情報です。遠慮なく教えていただけると、仕上がりの精度がぐっと上がります。




まとめ


オリーブベージュは、髪のアンダートーンを見極めて色素を設計する、実はとても理論的なカラーです。


以前ご紹介した「暗髪でも叶う透明感カラー」の記事と同じく、透明感カラーは派手なテクニックよりも、こうした地道な色の引き算の積み重ねでできています。


「思った色にならなかった」経験がある方こそ、一度Endearing銀座にご相談ください。


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Endearing 【エンディアリング】

住所:東京都中央区銀座4丁目10−14

Acn銀座4ビルディング 5階

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