夏の赤茶けた髪、秋はグレージュで透明感とツヤを取り戻す|銀座 美容室

query_builder 2026/09/27
夏の赤茶けた髪、秋はグレージュで透明感とツヤを取り戻す|銀座 美容室

夏のあいだ、紫外線をたっぷり浴びた髪。

9月の終わりに鏡を見て「なんだか赤茶けてパサついて見える…」と感じていませんか。

この秋、髪に透明感を仕込むなら、Endearing銀座はグレージュを推します。今回は、ツヤ感のある透明感カラーとしてのグレージュを、美容師の視点でじっくり解説します。





グレージュってどんな色?



グレージュは、グレーとベージュを掛け合わせた中間色です。

グレーの寒色が赤みを抑え、ベージュのやわらかさが肌なじみを生みます。つまり「くすみ」と「温かさ」のちょうど真ん中にいる色なんです。

アッシュほど青っぽくなく、ベージュほど黄色くならない。この絶妙なバランスこそ、大人の女性に選ばれ続けている理由だと感じています。





日本人の髪がグレージュ

になりにくいのはなぜ?


「雑誌の写真を見せたのに、なぜか赤茶色になった」

カウンセリングで、このお話は本当によく伺います。


原因は、髪の中にあるメラニン色素です。日本人の髪は黒褐色のユーメラニンが多く、カラー剤で脱色すると、赤→オレンジ→黄の順に色が残っていきます。この残った色を「アンダートーン」と呼びます。

グレージュの寒色は、このアンダートーンに打ち消されやすいんですね。だからこそ、残る色を見極めた「補色」の設計が欠かせません。





明るさの目安残りやすいアンダートーン中和に使う色味仕上がりの印象
7〜8レベル(ブリーチなし)赤〜赤オレンジグリーン・ブルー系を多め落ち着いた暗めグレージュ
9〜11レベル(ブリーチなし)オレンジ〜黄オレンジブルー+バイオレット系やわらかく明るいグレージュ
13レベル以上(ブリーチあり)黄〜淡い黄バイオレット系を少量透け感の強いハイトーングレージュ





「透明感」と「ツヤ」は

髪の中で何が起きている?


透明感とツヤは、似ているようで仕組みが違います。ここは少し専門的なお話です。

透明感は「光の抜け方」で決まります。赤みやオレンジみが強い髪は、光を吸収して重たく見えがちです。寒色で赤みを中和すると、光がやわらかく透けて、髪全体が軽やかに見えるようになります。

ツヤは「光の跳ね返り方」で決まります。髪の表面を覆うキューティクルがきれいに重なっていると、光がまっすぐ反射してツヤになります。反対にキューティクルが浮いていると、光が乱反射してパサついた印象に。



見え方髪の内部・表面の状態主な原因
透明感がある赤み・黄みが中和され、光が透ける補色による色素設計
重く、赤茶けて見える赤系のアンダートーンが残る紫外線や褪色、補色不足
ツヤがあるキューティクルが整い、光が正反射適正な薬剤選び・補修・pHの戻し
パサついて見えるキューティクルが浮き、光が乱反射アルカリによる膨潤、熱や摩擦のダメージ


カラー剤のアルカリは、髪を膨らませてキューティクルを開きます。色を入れるには必要な働きですが、開いたまま放置すると、ツヤは失われてしまいます。

つまり「透明感のある色」と「ツヤのある質感」は、別々に設計しないと両立しないんです。




Endearing銀座のグレージュの色素設計


Endearing銀座では、グレージュをひとつのレシピで塗ることはありません。

  • アンダートーンの見極め:根元・中間・毛先で残る色が違うため、部位ごとに寒色の配合比率を変えています
  • ダメージレスな薬剤グレード:髪への負担を抑えた薬剤を選び、キューティクルの浮きを最小限にしています
  • ST-Cとクリームプレックスの2剤併用:カラーと同時に髪の内部を補修し、発色の土台とツヤを整えます
  • 頭皮保護スプレー:頭皮が染みやすい方には、塗布前に保護をしてから施術します

当たり前のことを、一つずつ丁寧に積み重ねる。それがツヤ感のあるグレージュへの近道だと考えています。





Afterで見るグレージュ


今回ご紹介するのは、39歳・薬剤師の方のケースです。

「夏に色が抜けて、赤っぽさとパサつきが気になる。でも職場的に明るくはできなくて」というご相談でした。


今回はブリーチは使わず、7〜8レベルの落ち着いた明るさで、赤みを消すグリーン寄りの寒色をやや多めに設計しました。


赤みがすっと引いて、上品なグレージュブラウンに。肩甲骨にかかる長さのストレートに、縦にすっと伸びる光の筋が入り、根元から毛先まで色のトーンがそろっています。毛先もまとまり、明るさはほぼ変えていないのに、髪全体が軽く見えるのがわかるかと思います。


「暗いのに重くない。職場でも浮かないのがうれしい」と笑顔で帰られたのが印象的でした。





グレージュが似合うのはどんな人?


「自分に似合うかな」と迷う方も多いのですが、グレージュは比較的どなたにもなじみやすい色です。


  • 髪の赤みやオレンジみが気になる方
  • 職場の規定などで、明るさを抑えたい方
  • ブリーチなしで透明感を出したい方
  • 夏の紫外線で髪が赤茶けてしまった方
  • 白髪をなじませつつ、やわらかい印象にしたい方

黄みのある肌の方にはベージュ寄り、青みのある肌の方にはグレー寄りと、配合を微調整すれば、肌の色に合わせて似合わせることができます。






色持ちを良くするには?


正直にお伝えすると、グレージュの寒色は色素が小さく、比較的抜けやすい色です。2〜3週間ほどで、少しずつベージュ寄りに変化していきます。


ただ、カラーを重ねるほど髪の中の赤系メラニンが減っていくので、2回目、3回目と回数を追うごとにきれいなグレージュが出やすくなります。来店の目安は6〜8週間に一度です。



  • シャンプーは38℃前後のぬるま湯で
  • 週に2〜3回、紫シャンプーやカラーシャンプーを取り入れる
  • 濡れた髪は放置せず、すぐにドライヤーで乾かす
  • アイロンは高温を避け、140〜160℃を目安に

暗めの明るさで透明感を出したい方は、以前ご紹介した「暗髪でも叶う透明感カラー」の記事もあわせて読んでみてください。





まとめ


グレージュの透明感は、アンダートーンを読み解く「色素設計」から生まれます。そしてツヤは、髪への負担を抑える「質感設計」から生まれます。

この2つがそろって初めて、光をまとうようなグレージュになるんです。

夏のダメージをリセットして、軽やかな秋を迎えませんか。

ご予約時に「ツヤ感グレージュ希望」とお伝えいただければ、カウンセリングでじっくりご相談を承ります。


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Endearing 【エンディアリング】

住所:東京都中央区銀座4丁目10−14

Acn銀座4ビルディング 5階

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