銀座の美容室が教える丸みボブ|三角にならないカット設計

query_builder 2026/09/24
銀座の美容室が教える丸みボブ|三角にならないカット設計

「ボブにすると、なぜか毛先がハネて三角っぽくなる」
「朝はまとまっていたのに、夕方には横に広がってしまう」

そんな経験、ありませんか?
今回は、Endearing銀座で最近ご予約が増えている「丸みのあるボブ」についてお話しします。





ボブが「三角」や「ぺたんこ」

になってしまう理由



ボブは長さが揃っているぶん、ごまかしがききにくいスタイルです。
ほんの数ミリの設計の違いが、そのままシルエットに出てしまいます。

丸みが出ない原因は、大きく分けると次の3つです。


  • 重さの位置が低すぎる:毛先に重さが溜まり、裾だけが広がって三角形に見える
  • 後頭部の骨格がフラット:日本人に多い「絶壁ぎみ」の骨格だと、髪がストンと落ちて丸みが出にくい
  • 髪の水分バランスが不安定:湿気を吸うと毛先の向きが変わり、内に入っていた毛先が外へハネる


「この相談、本当によくあるんです」とスタイリストも話すほど。
特に3つ目は、カットだけでは解決しきれない部分なので、少し詳しく説明させてください。





髪の内側で起きていること

丸みが崩れるメカニズム



髪の形は、髪の内部にある「水素結合」という結びつきで保たれています。
ドライヤーで乾かしたときに内巻きになるのは、この結合が乾く瞬間に形を固定するからです。

ところが水素結合は、水分に触れるとほどけてしまう性質があります。
雨の日や汗をかいた日にボブの形が崩れるのは、まさにこのせい。

さらに、ダメージでキューティクルが傷んだ髪は、内部の水分が出入りしやすい状態です。
つまり「傷んでいる髪ほど丸みが持続しにくい」ということになります。
丸みボブを長くきれいに保つには、カットの設計と髪のコンディション、両方を整えることが大切なんです。





Endearing銀座の「丸みボブ」カット設計


Endearing銀座では、頭の形を触って確かめてから、どこに重さを残すかを決めていきます。
同じ「丸みボブ」でも、骨格や毛量によって設計はまったく変わります。

部位カットの手法ねらい
襟足低めの角度で段を重ねるグラデーション首に沿って毛先が内側へ収まり、裾の広がりを防ぐ
後頭部(ぼんのくぼ上)重さを少し高めの位置に残すフラットな骨格を補い、横から見たときの丸みをつくる
内側(アンダー)毛量を部分的に間引く表面の毛が内側へ自然に入り込むスペースをつくる
表面(オーバー)ワンレングスで厚みを残すツヤが面で出て、上品で重すぎない印象に
顔まわり前下がりぎみに、ほんの少し長さを残す頬のラインをふんわり包み、横顔をすっきり見せる

ポイントは「外側は厚く、内側は軽く」


表面の厚みがツヤを生み、内側の軽さが毛先を自然に内へ導いてくれます。
この二つが噛み合うと、ブローを頑張らなくても丸みが出るボブになります。

髪質ごとの調整も大切です



髪質起こりやすいことEndearing銀座での調整
硬くて太い直毛毛先が外へ突っ張る内側の量感を多めに減らし、毛先に柔らかさを出す
細くて柔らかい髪トップがつぶれやすい間引きは最小限にし、重さの位置を高めに設定
うねりがある髪湿気で毛先が暴れるうねりの向きを見てカットし、髪質改善トリートメントも提案
毛量が多い髪横に膨らみやすい表面を残して内側の中間部分から量感調整



今回のスタイルを写真で見てみると





左の横からの写真では、耳下あたりから毛先に向かってゆるやかにカーブを描いているのがわかります。
後頭部にほどよい厚みがあり、首元へ向かってすっと細くなる、きれいな卵型のシルエットです。


右の後ろからの写真では、毛先がひとつの面として揃い、内側へやさしく収まっています。
襟足が外へハネず、首に沿っているので、後ろ姿がとても上品に見えますよね。

カラーは、ほんのり赤みを含んだ深みのあるブラウン。
窓から入る自然光の下で、表面に天使の輪のようなツヤが出ているのも注目していただきたいところです。


銀座の街並みを望むEndearing銀座の窓際は、実はこのツヤ感がいちばんきれいに見える場所なんです。




ツヤと丸みを長持ちさせるために


先ほどお話ししたとおり、丸みの持ちは髪のコンディションに左右されます。
そこでEndearing銀座では、カラーを一緒にされる方に次のケアを行っています。



  • ダメージを抑えたグレードの薬剤を使用し、キューティクルへの負担を最小限に
  • 頭皮が染みやすい方には、カラー前に頭皮保護スプレーを使用
  • 施術後はオキシフリーローションで、髪と頭皮に残った過酸化水素を除去
  • 髪質改善カラーでは、ST-Cとクリームプレックスの2剤を併用して内部を補強

髪の内部が整うと、水分の出入りが安定し、乾かすだけで丸みが戻りやすくなります。
「カットしたての形が、2週間たっても続いている」と言っていただけることが多いのは、このためです。





お客様の声|50歳・薬剤師の方のケース


以前、50歳で薬剤師をされているお客様がいらっしゃいました。
「仕事中は髪を耳にかけるので、ボブだと毛先がすぐハネてしまう」というお悩みでした。

頭の形を確認すると、後頭部がややフラット。


さらに年齢とともに髪が細くなり、トップのボリュームも気になっているご様子でした。

そこで重さの位置を通常より高めに設定し、内側の間引きは控えめに。
耳にかけたときに毛先が内へ戻るよう、顔まわりの長さもミリ単位で調整しました。

次のご来店時、「白衣の襟に当たっても毛先がハネなくなった」と、うれしそうに話してくださったのを覚えています。
丸みボブは、年齢とともに変わる髪質にも寄り添えるスタイルなんです。




丸みのあるボブのメリット


  • 後頭部に丸みが出て、横顔や後ろ姿がきれいに見える
  • フェイスラインを包むので、小顔効果が期待できる
  • 表面の厚みでツヤが出やすく、若々しい印象に
  • 乾かすだけでまとまりやすく、朝のスタイリングが楽になる
  • オフィスにもカジュアルにもなじむ、きちんと感のあるスタイル




まとめ


丸みのあるボブは、シンプルに見えて、実はとても繊細な設計が必要なスタイルです。
骨格・毛量・髪質を見極めて重さの位置を決めること、そして髪のコンディションを整えること。
この二つがそろって初めて、「何もしなくても丸くまとまる」ボブが完成します。


もう少し前下がりのシャープな印象がお好きな方は、以前ご紹介した「前下がりボブ」の記事もぜひ参考にしてみてください。

「自分の髪でも丸みが出るかな?」と気になった方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。


ご予約時に「丸みボブ希望」とお伝えいただけるとスムーズです。

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Endearing 【エンディアリング】

住所:東京都中央区銀座4丁目10−14

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