透明感カラーはオリーブベージュ。重たい髪を軽く見せる色設計を銀座の美容師が解説

query_builder 2026/09/24
透明感カラーはオリーブベージュ。重たい髪を軽く見せる色設計を銀座の美容師が解説

この秋、透明感を仕込むなら

「明るめオリーブベージュ」


夏の紫外線で、髪がなんとなくオレンジっぽくなっていませんか。

秋のニットやジャケットに袖を通したとき、髪色だけ浮いて見える。
そんな季節の変わり目に、Endearing銀座のスタイリストがいま一番おすすめしているのが「明るめのオリーブベージュ」です。






スタイリストがこの色を推す理由


カウンセリングで、こんなご相談をよくいただきます。


「明るくしたいけど、赤茶っぽくなるのがイヤで…」
「髪が硬くて多いから、どうしても重たく見えるんです」

この二つ、実はどちらも同じ色で解決に近づけます。


それがオリーブベージュ。明るさを出しながら赤みを消し、髪の「見た目の重さ」まで軽くしてくれる色なんです。


スタイリスト自身、「硬い髪の方ほど、オリーブがきれいに出るんですよ」と話すくらい、髪質との相性がはっきり出るカラーでもあります。




なぜ「明るいのに透明感」が出るのか


透明感の正体は、ざっくり言うと「赤み・黄みの反射が少なく、光が均一に返ってくる状態」です。


日本人の髪には、黒褐色のユーメラニンと、赤〜黄色のフェオメラニンという2種類のメラニン色素が含まれています。
カラー剤で明るくすると、まず分解されやすいユーメラニンが減り、分解されにくいフェオメラニンが残ります。
明るくするほど赤→オレンジ→黄色と色が移っていくのは、このためです。


ここで効いてくるのが、色相環で赤の反対側にある「緑」。
オリーブは黄みに緑をほんの少し足した色なので、残ったオレンジ〜赤みを打ち消しつつ、黄みとはなじんでくれます。



明るさの目安髪に残りやすい色みEndearing銀座でのオリーブベージュ設計
8レベル前後(落ち着いた明るさ)赤みの強いオレンジブラウングリーンを多めに入れ、深みのあるオリーブ寄りに
10レベル前後(写真のくらい)オレンジ〜黄みオリーブとベージュをほぼ均等に。赤みを消しつつ柔らかさを残す
12レベル前後(かなり明るめ)黄みベージュ寄りに、オリーブは控えめ。わずかに寒色を足して黄ばみを抑える


もうひとつのポイントは、色が抜けていくときの変化です。

青みで打ち消すアッシュ系は、青が先に抜けると黄ばみが目立ちやすい傾向があります。


一方オリーブは黄み寄りの色なので、褪色しても髪に残った黄みと喧嘩せず、柔らかいベージュへと穏やかに移っていきます。
「最後まできれいに色が抜けていく」のも、オリーブベージュの隠れた魅力です。





硬い髪・重たい髪にこそ効く理由


硬い髪は、一本一本が太く、表面のキューティクルが何層にもしっかり重なっています。
髪の芯になるコルテックスも密度が高く、メラニン色素もたっぷり。

だからこそ、明るくしたときに赤みが強く残りやすく、「明るくしたはずなのに赤茶色」になりがちなんです。
さらに毛量が多いと光を吸い込んでしまい、後ろ姿がひとつの塊のように重たく見えてしまいます。


硬い髪・重い髪の特徴起こりがちなことオリーブベージュ+Endearing銀座の対応
毛が太く、キューティクル層が厚い薬剤が入りにくく、根元と毛先で明るさにムラが出る根元・中間・毛先で薬剤の量や置き時間を調整し、ダメージを抑えた薬剤グレードで均一に
メラニン(特に赤み成分)が多い明るくすると赤茶・オレンジに転びやすい緑の色素で赤みを中和。硬い髪ほど赤みが消えたときの変化が大きい
毛量が多く、光を吸収しやすい後ろ姿が暗く、塊のように重たく見える明度を上げつつ赤みを抜くことで、光の反射がやわらかくなり軽やかな印象に
一度入った色素を抱え込める内部構造ケア次第で色持ちに差が出る密度の高いコルテックスに色素をしっかり定着。ご希望に応じてST-Cとクリームプレックスの2剤併用で内部を補強

赤みは「暖色=膨張して見える色」でもあります。


その赤みを消すだけで、同じ毛量でも見た目の重さはぐっと変わります。

Endearing銀座では、硬い髪の方ほど頭皮に薬剤が触れる時間も長くなりがちなので、カラー前に頭皮保護スプレーを使用。
施術後はオキシフリーローションで、髪と頭皮に残った過酸化水素を取り除いてから仕上げています。


明るめカラーを繰り返しても、ごわつきにくい状態をキープするためのひと手間です。




オリーブベージュって、どんな色?


名前だけ聞くと「緑っぽい髪になるの?」と心配される方もいますが、ご安心ください。


イメージとしては、ミルクティーのような柔らかいベージュに、抹茶をほんのひとさじ溶かしたような色。
黄みと緑みがほどよく混ざった、少しくすみのあるカーキ寄りのベージュです。


見る場所によって表情が変わるのも、この色の面白いところ。


  • 室内のあたたかい照明の下では、柔らかなベージュブラウンに
  • オフィスの白い照明の下では、落ち着いたグレージュ寄りに
  • 屋外の自然光では、うっすらグリーンを含んだ澄んだツヤに
  • ストレートなら面で光を返し、均一なツヤが際立つ
  • 巻くと影になる部分にオリーブの深みが出て、立体感が生まれる


よく比べられるベージュ系カラーとの違いも、表にまとめてみました。

カラーベースの色み印象褪色の仕方
オリーブベージュ黄み+緑み重く見えないのに落ち着く。柔らかい透明感穏やかにベージュへ移る
アッシュベージュ青み+灰色クールでシャープ青が抜けると黄ばみやすい
グレージュ灰色+ベージュくすみ感が強く、大人っぽい比較的なじみながら抜ける
ミルクティーベージュ黄み+少しの赤み甘く柔らかい赤み・黄みが出やすい


「重く見えないのに、ちゃんと落ち着いて見える」。
このバランスを取れるのが、オリーブベージュならではの持ち味です。




写真で見るビフォーアフター



左の施術前は、中くらいの明るさのブラウン。


毛先に向かってオレンジ寄りの赤みが残り、光が散って表面が少しざらついて見えます。
毛先の長さもやや不揃いで、首まわりにかけて重さがたまっている状態でした。


右の施術後は、明るさをほんの少し引き上げながら赤みがすっと消え、根元から毛先まで均一なオリーブベージュに。


後頭部の丸みに沿って、縦に一本きれいなツヤの帯が走っているのがわかるでしょうか。
カットは肩上で前下がりボブ。毛先がほんのり内側に入り、厚みのあるラインなのに重たさを感じさせません。

明るくなったのに、落ち着いて見える。
これが、赤みを消した「透明感」のわかりやすい例だと思います。





ケース:43歳・税理士事務所にお勤めの方


初めてご来店いただいたとき、「髪が硬くて多くて、何色にしても赤茶になっちゃうんです」とお話しされていました。


お仕事柄、派手すぎる色は避けたい。でも、黒っぽい重たい印象からは抜け出したい。
そんなご希望だったので、担当スタイリストは「それなら、少し明るめのオリーブベージュがいちばん合うと思いますよ」とご提案しました。


硬い髪は根元が明るくなりにくいので、塗り分けと置き時間を細かく調整。
残りやすい赤みには緑の色素をしっかり効かせました。

仕上がりを鏡でご覧になって、「え、こんなに軽く見えるんですね」とひと言。
後日のご来店時には「職場で、髪型変えた?と何人にも聞かれました」と笑顔で教えてくださいました。
色を変えただけでも、印象はここまで変わるんです。





こんな方におすすめです


  • 明るくすると、すぐ赤茶やオレンジっぽくなってしまう方
  • 髪が硬い・太い・多いことで、重たく見えるのが悩みの方
  • ブリーチはしたくないけれど、透明感はほしい方
  • アッシュ系にすると黄ばみが気になった経験のある方
  • 派手すぎず、でも暗すぎない「ちょうどいい明るさ」を探している方





ファッション・シーン別の相性



  • オフィス:白い照明の下では落ち着いたグレージュ寄りに見えるので、きちんと感を崩しません
  • 休日カジュアル:デニムや白Tシャツと合わせると、自然光でオリーブのツヤがふわっと映えます
  • きれいめ・モード:黒やネイビーの服と合わせると、髪の透明感がいっそう引き立ちます
  • 秋冬のニット:ブラウン、カーキ、アイボリーなどアースカラーとの相性は抜群です





まとめ


明るめのオリーブベージュは、赤みを消して透明感を出し、硬い髪・重たい髪を軽やかに見せてくれるカラーです。

もう少し暗めのトーンで楽しみたい方は、以前ご紹介した「暗髪でも叶う透明感カラー」の記事もあわせてご覧ください。

「どうせ私の髪は赤くなるから」と、明るい色をあきらめていた方にこそ、一度試していただきたい色です。
鏡を見るたびに、ちょっと気分が上がる。そんな秋の始まりを、ぜひ一緒につくらせてください。


ご予約時に「明るめオリーブベージュ希望」とお伝えいただければ、髪質に合わせた色設計をご提案します。


[新規の方ご予約はこちら]



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Endearing 【エンディアリング】

住所:東京都中央区銀座4丁目10−14

Acn銀座4ビルディング 5階

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